チェリー

童貞卒業
 僕は20歳までセックスの経験がなく、いわゆるチェリーというやつでした。このままゆけばプロの力を借りるほかなくなってしまうという危機感を覚えた僕は、出会い系サイトというものに登録をしてみることにしました。

 優良と呼ばれるサイトに登録したので、しばらくすると、女性とメールをして遊ぶ約束を取り付けるという所まではすんなりいきました。
 しかし、チェリー卒業という所までは中々難しい。
 今思えば、僕は二十歳を超えてチェリーという事にコンプレックスを抱いていて、それを過剰に押し隠そうとしていました。だから、少し慣れた風を装うのですが、それは全くぎこちないものでしたでしょうから、出会い系サイトで知り合った女性達からさぞ失笑を買っていたに違いありません。

 ただある時、僕は開き直ってこんな風に言うのです。

「僕はチェリーなんです。それで頑張ってなんとか卒業しようとして、出会い系サイトを始めたんですけど上手くいかなくて……」

 そう。自分の気持ちの正直なところを打ちあけたのです。
 その時の女性からは、「そう……頑張ってね」と言われたのみでしたが、僕は手ごたえのようなものを感じていました。

 それから僕は出会い系サイトで知り合った女性に対し、チェリーであることを隠さないようになりました。むしろ進んで暴露するようにすらなった。

 しばらくすると、

「そう。可哀想だよね。きっと運が悪かっただけだよ」

 と言って筆下ろしをしてくれるという女性が現れました。
 彼女は今現在の僕の恋人です。

 僕はこのことで、自分が恥ずかしいと思うところをあえて晒す勇気も時には必要だ、ということを知りました。
てこき
テコキ

チワワ

バター犬の募集
犬のコミュニティーサイトで、話が弾んで、一気に距離が近づいたって経験、誰にでもあるとは思うんだけど、俺もその一人でさ。
犬のあるある話とかしてるうちに、なんかさ、会ってみようかって感じになったの。
お互いの写真交換して、とあるドッグランで犬デートすることになってさ。
で、俺、犬二頭飼ってるの。一頭はシェパードで、もう五年の付き合い。もう一匹はチワワでこれは、死んだ母親の飼い犬だったのを俺が引き取った。三年前の話だけどね。
いや、俺も最初はチワワとシェパードを一緒に飼うのってどうなの?って思ったんだけど、意外にうちのシェパード、メスってこともあるけど、気質が優しいんだわ。見た目は怖いけど。
今は、シェパードとチワワ、すごく仲良くて、寝る時も一緒に寝てたりする。
で、犬デートの時も、どっちも連れてドッグランに行ったんだよね。
そうしたら、待ち合わせの彼女、シェパード見たとたんに怯え出しちゃってさ。
「チワワ飼ってるっていうから、うちの犬も連れてきたのに、シェパードなんて獰猛な犬と一緒に遊ばせられない」って。
彼女の犬はトイプー。外で他の犬と交流とかあんまりしてないみたいで、ドッグランでもちょっと浮いてた。
きゃんきゃん鳴いて、ヴーみたいにうなってばっかりで、興奮状態。
うちのチワワは愛玩犬ではあるけど、シェパードといつも一緒に散歩して、いろんな犬と遊び慣れてるから、ここまでの怯え方はしないよね。
その子、怒って帰っちゃったんだけど、俺が見たところ、トイプーがどうというより、彼女本人がシェパード怖がってたっぽい。
熟女狩り

マダム

熟女のセフレ
「エクスキューズモア、マダム?」
ふと振り返ると、浅黒い肌の青年が、私にリップスティックを差し出した。
「落としましたよ、マダム」
とあるホテルのティールーム。さっき、携帯を出そうとしてパックを開けた時にリップスティックがこぼれおちたみたい。
「メルシー ボクゥ」と、ちょっと冗談めかして言ったら、彼はそれが嬉しかったみたい。「マダム? フランス語出来るんですか?」
「ジュマペール サエコ。ボンジュール。ジュヌパルルパ フランセ」って、テヘペロした。
たぶん、彼はアルジェリアとかモロッコとか、フランス語圏のアフリカ人だろう。もしくは、フランスに移民したアフリカ系か。
「マダム? ちょっとお時間いいですか? すこしおしゃべりしましょう」と彼は私の隣に座った。
「ええ。待ち合わせの人が来るまでなら、いいですよ」とコーヒーを注文して、色々話した。
「あと、私、マダムじゃないの。マドモアゼルなの」ってこそっと言ったら「ソーリー!失礼しました」って私の手にキスしたの。
なんかドキッとしちゃった。
待ち合わせの相手は彼氏だったんだけど、彼氏、来なくていいやって思っちゃった。
だって、このフランス語なまりの、エキゾチックな青年と一緒にいると、なんか自分がものすごく魅力的な日本女性になったみたいなんだもの。
さりげないボティータッチとか、耳元で囁いたりするところとか、なんかもう、お手軽って思われるかもしれないけど、半落ちしてたわね。
彼氏が来る間に、急いでメルアド交換しちゃった。
契約締結

割り切り

私の出会いはいつも割り切りです。
セックスに愛は求めてないんです。
求めているのはお金です。
何でそんなにお金がいるの?って聞かれますが、色々生きていく為に必要なものを買ったりすると、お金って掛かっちゃうんですよね。
だから、割り切りでお金もらってもすぐに無くなってしまいます。
割り切りの良い所は、その場限りであとくされが無いことです。
私は女のくせに、面倒くさい関係が嫌いなのです。
一人の人と長く付き合ったりするのは苦手だし、好きな人って呼べる人も今までで1回しか出会った事ありません。
それも中学生の時に好きだった先輩です。
ワリキリ掲示板
それ以来、人を好きになったりする事がありません。
どちらかというと、一人の方が好きだし誰かに縛られるのが嫌なのです。
そう考えると、割り切りって私にとっては一番都合の良い関係なのかもしれません。
普通は男性側がそういう風に考えるんだと思いますけど、私の場合は逆なんです。
セックス自体もあんまり気持ち良いって経験が無いんです。
まだ一回もイッた事がありません。
この前割り切りで出会ったおじさんにその話をしたら、一生懸命イカせようと努力してくれたんです。
丁寧になめてくれたし、おもちゃも使って色々攻めてくれたんです。
でも結局イかずでした。
イクって感覚がよく分かりません。
凄く気持ちいいって言うけど、私には苦痛でしかありません。
多分今後も、私にとってのセックスは、性欲を満たす行為ではなく、物欲の方を満たす行為なんだと思います。
パパ活